適正。あいまいな言葉を考えるときの視点

【連続投稿1308日目】

 

適正。この言葉って非常に使い勝手が良いけど、実はかなりあいまいです。

 

在庫の適正化なんて言い方を、ものづくりの世界では使います。在庫を減らすのではなく適正化することです。需要に応じて在庫量を調整するイメージですね。ただ減らせばいいのではなく、局面に応じて増やすことも当然あり得るわけです。

 

昨日「適正ってなんですか」と質問されました。少々考えあぐねていると、「では、堀口さんにとって適正ではない状況ってどんな状況ですか?」と逆の視点で聞かれました。

そうなると自分の頭が整理されて、色々と考えが出てきました。

 

それほど、適正、って難しい。

 

こうしたあいまいな言葉を考えるときは、その逆がどういう状況かを考えると良い。

 

様々な視点を移動させて、考えを張り巡らせる大切さを改めて実感しました。