【連続投稿1377日目】
既知、未知、無知、不知。ここには超えられない壁があると言われています。
「知っている」を知っている。→既知
「知っている」を知らない。 →無知
「知らない」を知っている。 →未知
「知らない」を知らない。 →不知
自分と全く立場が違うのに、軽々しく相手の気持ちがわかる。というのは、無知を越えて既知の領域に足を踏み入れてしまっていること。本当に相手の気持ちがわかるなら、同じ境遇を体験しないといけない。
逆に言えば、軽々しく気持ちがわかる、なんて言おうものなら、当事者からしたら「境遇が違うのに何がわかるの?」と怒られかねません。
気持ちをわかろうとする努力は必要だと思っています。それが寄り添うことでもある。
知らないことも知ることになる。不知から未知、無知、既知のステップを踏むことでかなり衝撃的な話を聞くことになるでしょう。それを受け止める自己基盤があるかどうかが試されます。そこから逃げ出さずにいられるのか。そして自分自身の体験を開示できるか。
まだまだ修行は続きます。