ムダがない仕事は美しい

【連続投稿1401日目】

 

無駄がそぎ落とされたスポーツ選手の体つきはカッコいいですよね。デザインでもムダなものがなくシンプルなものに憧れをいただく人が多いのではないでしょうか。

改善手法のひとつに、ECRSがあります。

Eliminate(排除)、Combine(結合と分離)、Rearrange(入替えと代替)、Simplify(簡素化)の英語の頭文字を取ったものです。

 

この順番で実行すると、より改善効果が得られる考え方です。

 

ムダをなくす点で、最初にEliminate(排除)が来ています。もっとも重要な視点だからです。その仕事にムダなことはないか。無くせないか。そこから考えることで様々な課題を見つけることができます。それが改善点となります。

 

過去の経験や失敗の対策として「やらなくてはならない」仕事がいつのまにか惰性となり、本来の意味が忘れられて、本当にこの仕事意味があるのかわからかないけど、昔からやっているから、やらなくてはいけないんだ。と思い込んでいること、たくさんあると思います。

 

一度自分がやっている仕事を、客観的に見つめ直して、「本当にこれ必要なの?」「無くしたらだめなの?」と考えてみてください。

 

意外と、実は辞めてよい仕事がたくさん見つかるものです。

 

ムダを極限までそぎ落とした仕事というのは、流れが速く美しいものです。

仕事の流れが美しいと言われると、驚くかもしれません。しかし体感してみるとその意味が分かります。

 

ムダをなくすと美しくなる。

 

ぜひ、本当に無くせないのか。自分の仕事を見つめてみてください。