改善効果は生み出した時間を何に使うかで決まる

【連続投稿1434日目】

 

改善して時間を抽出したとします。でもその時間を何に使うかで改善の価値は変わってきます。

 

時間があればできるのに。

 

なかなか物事を行動に移せない人が、良く言うセリフです。

 

時間があればできるのに。とは、時間がないからやらない。の裏返しではありません。この言い訳をする人は、時間があってもやりません。つまりは優先順位が低いことを「時間があればやるのに」と、時間のせいにしているだけです。

 

本当にやりたい人は、時間は『ある』ものではない。『作り出す』ことをよくわかっています。

ムダなことはやめる。やらざるを得ないことは改善して効率よく進められるようにする。浮いた時間を付加価値が高いものに振り向ける。生産性向上を高めていく。

 

ここまでしても、どうしてもやりたいものならなんとか時間を作り出そうとするでしょう。そういう人は、時間を言い訳にはしません。

 

時間があればやる、と思っていることは優先順位ではなく劣後順位として、その考えをやめてみたらどうでしょうか。考えているのが「ムダ」になっていそうです。

 

時間を言い訳にしているうちは、行動には移さない。経験上これははっきりと言えます。

 

時間を生み出して何をやるかが明確になっていれば、その時間を生み出す改善も価値が高まりますね。