【連続投稿1474日目】
二項対立の脱構築。昨日実施た読書会で議論となりました。
フランスの哲学者、ジャック・デリダが提唱した考えです。詳細は以下からどうぞ。
右か左か、上か下か、白か黒か。どうしても二つに分けたがる世の中において、では本当に答えはどちらかにしかないのか。そもそもその二つの前提は正しいのか。ここに疑問を持ち別の解を導き出そうとする思考だと理解しています。脱構築だけの思考を応用すると、既存のレールや仕組み以外のところに、新しいものが生み出される可能性がある。既存の枠からはみ出してみようという、至ってシンプルな話でもあります。
厳密にいうと違うかもしれませんが、これが一番自分の中で腹落ちしました。
この考えって、日ごろの仕事や生活でも、おそらく皆さんやっているのではないでしょうか。特に新しいものを生み出そうとする場合は非常に有効な発想だと思っています。
哲学っていうと、ハードルが高い印象があります。しかしシンプルに考えると日常生活や仕事に有効な考えた方が散りばめられています。面白い世界です。