傾聴に関するロジャーズの3原則

【連続投稿1479日目】

 

一昨日、傾聴について書きました。参考情報を頂きましたのでここで共有します。

カウンセリングで必ず学ぶという、アメリカの心理学者カール・ロジャーズによって提唱された「積極的傾聴」。自らがカウンセリングを行った多くの事例を分析し、聴く側の3要素を提唱したそうです。

 

1.共感的理解

相手の話を相手の立場に立って、相手の気持ちに共感しながら理解しようとすること。

 

2.無条件の肯定的関心

相手の話を、善悪、好き嫌いなどの評価を入れずに聴く。相手の話を否定せず、なぜそのように考えるようになったのか、その背景に肯定的な関心をもって聴く。それによって相手は安心して話ができる。

 

3.自己一致

聞き手が相手に対しても、自分に対しても真摯な態度で、話が分かりにくいときはわかりにくいことを伝え、真意を確認する。わからないことをそのままにしておくことは、自己一致に反する。

                    (参考 厚生労働省「こころの耳」より)

 

カウンセリングでの傾聴とはいえ、コーチングでもそっくりそのまま通じる内容ですね。