【連続投稿1501日目】
今日は5月1日。メーデーですね。最近ではすっかりその意義が薄れてきた感がありますが、労働者の祭典です。小学生の頃は、職員が休んでメーデーに参加しているなんてことがありました。
今朝の日経新聞コラム「春秋」におもしろい話が載っていました。
「ロボット」という言葉を生み出したチェコの作家、カレル・チャペックの「労働の日」と題したエッセーの記述。「もし君が何かをいあおうと思うなら、君のこの労働を祝うべきではない」「労働によって結ばれた果実を誇るべきだ」
つまりは単に労働したことそのものではなく、それによってもたらされた成果を喜ぼうと。
働く意義を考えるために、教会建築中の石工になぜ石を加工しているのか聞いたエピソードを紹介することがあります。知っている方も多いのではないでしょうか。
・「お金をもらうために石を加工している」
・「国一番の石切職人になるために技術を磨いている。
・「町の人達の憩いの場所になるような教会を建てるために石を加工している」
働く意味とは何か、時代によって変わってくるわけですし、おかれた環境でも変わるでしょう。それを考え直す日であれば、まだまだ5月1日の存在意義は薄れないのではないでしょうか。
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