【連続投稿1515日目】
ドラマはあくまでもドラマであり、史実ではありません。史実と言われているものをもとに、現代の人が、アレンジをして、解釈をして作るもの。そもそも「史実」が本当に事実なのか、不明な点があります。日々進歩している歴史研究により、たかだか10年20年前は常識だと思われていたことが否定されています。よい例が1192年。鎌倉幕府成立の年とずっと習ってきましたが、今では、あくまでも源頼朝が征夷大将軍になった年であり幕府成立ではないことが、一般的となっています。
今年の大河ドラマ「どうする家康」。色々と批判があるようですが、ドラマとしては非常に面白いと思っています。正直、また家康?と思っていましたが、手垢がついた徳川家康像ではなく、新たな解釈をあてることで深みが増しています。
昨日の三方ヶ原の戦い。家康が大敗するのですが、そこにスポットを当てるというよりは、ひとりの武将の悔恨と決意、喜びにスポットライトを当てていた点が何とも言えず感動を呼びました。
この後のドラマの展開、まだまだ目が離せません。