勝ったものが強い。

【7月30日 連続投稿1957日目】

 

強いものが勝つのではない。勝ったものが強いのだ。

サッカー西ドイツ(当時)代表だったベッケンバウアーさんの、有名な言葉です。オリンピックを連日見ていると、どうしてもこの言葉がよぎってしまいます。

 

あの場に立っているのですから、アスリートとしてトップオブトップの選手たちばかり。その中でも微妙な感情の揺れだったり、体調の変化だったり、会場の雰囲気だったり、不確定な要素の中で今まで準備してきたことをどれだけ出せるか。そのほんのちょっとの差が勝負の分かれ目になる、ひりひりするような時間。メダル確実と言われている選手、例えば体操団体鉄棒の中国選手が、普通に演技すれば金メダル取れるのに、2回も落下するという、考えられない、慌ててしまった演技をしてしまうわけです。

 

運や会場の雰囲気などすべてを味方につけて、最後に栄冠を手にする選手こそ強い。

これはビジネスにも応用できそうな考え方だと思いませんか。