光る君へ、ますます面白い。

【9月23日 連続投稿2012日目】

NHK大河ドラマは一話あたり5000万円~6000万円、年間で25億円と言われているようです。ちなみに「光る君へ」は1500万円の衣装を着ている役者もいるそうで(もちろんシーンによって違うでしょうけど。)

それだけこだわっている「光る君へ」。回を重ねるごとに面白さが増していきます。なじみが薄い平安貴族文化絶頂期の、みやびな世界。男女の恋愛模様。その裏に隠された権力闘争。そして胎動し始めている力による現状の変更。

1000年前の酒宴での様子がちゃんと文章で残っていて、それをさりげなく大河に盛り込んでいる作り手の細やかさ。

華々しい合戦シーンがなくても、これだけ楽しむことができるのは、年間通して作り込むことができる大河ならでは。

個人的には、鎌倉殿の13人に匹敵するくらい、史上最高傑作だと思っています。