【2月15日 連続投稿2156日目】
「生きることは頼ること」(戸谷洋志著 講談社現代新書 2024年)
当たり前ですが、人はひとりでは生きていけません。親、地域、行政、法律そうしたサポートがあるからこそ安心安全に生活できるわけです。
しかしいつからか自己責任というある種暴力的な極論がまかり通ってしまう場面が増えている気がしています。
今後高齢化社会になっていくと、自己責任では片づけられない問題が多発します。年を取って、できないことが増えて、周りに迷惑をかけてしまった。それは自己責任で何とかしろ、とはならないですよね。誰かを頼らないと生きていけないわけで、それ自体何ら恥じることはない。
自己責任論を主張する人だって、誰かの助けがないと生きていけないのに、どうしても議論が先鋭化している傾向、気になってしまいます。