十牛図とは

【7月24日 連続投稿2314日目】

 

十牛図。じゅうぎゅうず。

悟りへの道のりを描いた中国宗時代の古い絵ですが、仕事の進め方にもたくさんのヒントをくれます。


まず「尋牛(じんぎゅう)」は、目標をはっきりさせることの大切さ。どこに向かっているのか分からなければ、会社もチームも迷走してしまいますよね。


次に「見跡(けんせき)」と「見牛(けんぎゅう)」は、問題の手がかりを見つけ、その原因をしっかり理解する段階です。表面的なことだけでなく、何が本当に困っているのかを見抜く力が重要です。

 

そして「得牛(とくぎゅう)」で牛を捕まえるのは、目標達成のために実際に行動して、結果を出すことです。でも、これで終わりではありません。


「牧牛(ぼくぎゅう)」は、出した成果を維持し、さらに良くしていく努力、そして部下を育て、チーム全体を強くしていくことです。社員の成長なくして、会社の成長はありません。

 

「騎牛帰家(きぎゅうきか)」は、自分の仕事がうまくいったら、そのやり方をみんなに教えて、次の世代を育てる段階です。自分の経験をチーム全体で活かしていくイメージです。


最後の「入廛垂手(にってんすいしゅ)」は、得た知識や経験を会社の中だけでなく、社会全体のために役立てること。リーダーは、自分の会社だけでなく、もっと広い目で世の中を見渡すことが大切だ、と教えてくれています。


十牛図は、ただ結果を出すだけでなく、人や組織を育て、社会に貢献するという、もっと広い視野で仕事に取り組むことの重要性を教えてくれます。