RASが働くとは。

【10月16日 連続投稿2378日目】

 

RAS(ラス)。

Reticular Activating Systemの略で、日本語では、網様体賦活系(もうようたいふかつけい)と言います。その人がもつ関心事に対して、脳は情報を集めるのに鋭敏になる機能のことです。もっとかみ砕くと、フィルターのような役割で自分の興味・関心のある情報を無意識にインプットする能力。何か意識していることに対しては自然とアンテナに引っかかる状態、皆さんも経験あるのではないでしょうか。

メリットとしては、

・目標達成を加速させる
・学習効率を高める
・生活の質を向上させる

点が挙げられます。

目標やゴールを明確にすることで、アンテナが張られた状態になります。そうなるとRASが働いて関連情報が優先的に取り入れられます。目標達成に向けた役立つ情報やチャンスが無意識に収集できて、ゴールへの到着スピードが速くなります。学習効率が高まるのも同じですね。ゴールに向けて関連する情報が入ってくるので、当然効率は高まってきます。目標設定に向けたポジティブな情報が入るのでメンタル的にも良い状態を保つことができます。