福島からコロナの差別について考えた。

【連続投稿422日目】

 

「震災後の復興イベントで福島の農産物を販売していた時、放射線まみれの物を売って責任がとれるのか!」

 

伝説のバラエティ番組「電波少年」で懸賞生活芸人として一躍有名になったなすびさん。

なすびさんが、福島のご自宅から参加するオンラインイベント「なすびの実家さ、遊びにこらっせ!」に参加しました。

ja.wikipedia.org

 

震災後は、福島を元気づけたい、笑顔を増やしたい、その思いで活動されているとのことです。

日々の活動はそのための手段。

 

2013年から足掛け3年、4度の挑戦で成功したエベレスト登山。頂上に立った時、酸素マスクを外して福島へエールを送りました。ガイドからは体力を消耗するので絶対にマスクは外さないよう言われていたそうですが、どうしても想いを伝えたくて、外してコメントしてしまったそうです。

エベレスト登山でさえも福島を盛り上げるための手段と、言い切ってしまうほどに福島愛を深く感じました。

 

話題が、コロナになった人や、医療従事者への差別問題になったとき。震災後、ご自身が体験したエピソードを紹介してから「差別は良くないよ。われわれは東日本大震災原発事故で差別を受けた人が多いんだから。」

福島の実体験から、現在の差別について語る口調は、淡々としながらも重かったです。

 

温かい人柄に、個人的に大ファンになりました。