【連続投稿405日目】
ここ2日続けて、「一隅を照らす」について言及しています。改めて意味を確認しておきます。
もとは、平安時代に天台宗を開いた最澄の「一隅を照らす者、これ、国の宝なり」からきています。それぞれの立場で精いっぱい努力する人こそが国の宝だ、と最澄は説いています。
読書会仲間が「凡庸な人間の非凡な強さ」と題した「ペスト」の書評記事を紹介してくれました。
凡庸の人間の非凡な強さ。まさに一隅を照らすに通じる考えですね。
松下幸之助は、松下政経塾でこう語りました。「貧しいことが、幸となるか不幸となるか、それは自分次第である。自分の境遇を素直に受け入れて、それを生かせばいい。」
これも一隅を照らす、ですね。
自分にできることを、地道にやっていきましょう。