何かをやめることも勇気

【連続投稿1457日目】

 

これはもう、多くの方がわかってはいるけど、なかなかできない。

 

「すること。それを決めるのは簡単である。難しいのは「しないこと」を決めることだ。

(マイケル・デル)

 

「する必要の全くない仕事、何の成果も生まない時間の浪費である仕事を見つけ、捨てること。」(「経営者の条件」ドラッカー

 

緊急で重要な第一領域に集中している限り、その面積は拡大し、やがれはそれによって生活が圧倒されてしまうことになる。(「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー)

 

色々なビジネス本で、やめることの重要性を説いています。色々と動き回っているとやるべきことがどんどん増えてきます。その時に優先順位を決めるのでしょうが、肝心なのは、劣後順位を決めること。

7つの習慣の4領域をイメージしながら、今やるべきこと、やりたいことがどの領域にはまるのかを考え、重要ではないことは思い切ってやめる。

 

ドラッカーも言っています。「優先順位の決定について最も重要なことは分析ではなく勇気である」(経営者の条件)

 

時には、心を鬼にして捨てる、やめることも出てくるでしょう。それでも新しい成長には、勇気って必要なんだと、しみじみ感じてしまいます。

 

この勇気があればどんなに楽になるか。やめられる勇気を持っているかたがうらやましいです。

 

しかし、従業員は、なかなかやめられない。あるメーカーは、異常を見つけてラインを止めた従業員に奨励金を出しているそうです。それくらい従業員にとって何かを止めることは難しいこと。でも経営者であれば、止めることに対して最大限の賛辞を贈りたいものです。