こうして枕草子が生まれた⁉️

【5月27日 連続投稿1950日目】

昨日ほど、学生時代の古文を学んでいてよかったなと思った日はあ りませんでした。
NHK大河ドラマ「光る君へ」。紫式部が主人公の平安絵巻のよう な優雅さといつの時代も変わらない権力闘争を描いた内容で毎週楽 しく観ています。

そして、昨日は、清少納言の「枕草子」が誕生しました。「春はあ けぼの」で始まる、あまりにも有名な作品。ドラマでは中宮定子を 元気づけるために
ありし日の輝かしい日々を記述し始めた様子が、ほぼナレーション もセリフもなく描かれていきました。ドラマの演出も素晴らしくて 、映像美とともに
引き込まれていきました。

紫式部清少納言二人のたわいもない話から着想を得た枕草子。実 際のところはわかりませんが、1000年後も読み継がれる作品を 書いた二人の作者が談笑していたかもしれないと考えると、それだけでもワクワクしま す。