人生を磨く仕事の意義

【5月26日 連続投稿1949日目】

 

昔読んで印象深い1冊に「人は仕事で磨かれる」(丹羽宇一郎著 文芸春秋 2005年)があります。伊藤忠商事を蘇らせた経営者の本。何よりこのタイトルに惹かれました。

人が磨かれるものは様々な要素があると思っています。ただほとんどの人が人生の大半を仕事に費やしているわけですから、自分自身を磨くものが仕事になるのは自然の流れだと思います。

 

言葉を変えれば、経験。どれだけ数多くの経験を積めるか、そこに尽きるのではないでしょうか。よく創業したての方が「売上を作るためにとにかく今は数多くの仕事を受けている」と言葉にします。これはある意味正しいと思っています。

大事なのは、「こなす」姿勢にならないようにすること。どんな仕事でも受注するならするにしても、そこから何を学ぶか、どう次につなげるか、どんな簡単な仕事でも誠心誠意取り組めるか、こうした気持ちを持つことだと思います。

 

その仕事からどんな経験が得られるだろう、と自問自答しながら様々なことに挑戦していきたいものです。