和光同塵(わこうどうじん)

【連続投稿551日目】


和光同塵。「わこうどうじん」と読みます。昨日食事した和食屋さんに色紙が掲げられていました。

 

旧字体で書かれていたため全く読めず、店主に読み方含めて意味を解説してもらいました。

 

優れた知識や才能を隠して、俗世間の中で目立たないように生活すること。仏教では菩薩が衆生を救うため、自分の本来の姿を隠し穢れた俗世に身を現すこと だそうです。

和光は「才知の光」、同塵は「俗世間に交わる」。

 

老子の教えを収めた書物に記載されていて、才能は人にひけらかすものではない、と説いています。

 

「実るほど、頭(こうべ)を垂れる稲穂かな。」

 

いくら成功しても常に謙虚な姿勢を忘れないことを
伝えていますね。おごり高ぶらず、常に謙虚に学び続けること。


連休最終日に、身が引き締まる言葉に出会いました。