ラグビーの季節になると思い出す言葉

【連続投稿941日目】

 

私の大好きな言葉に「努力は運を支配する」があります。モットーの「まずはやってみる」と双璧をなす、座右の銘です。

もともともの出所は、「宿沢 広朗 運を支配した男」(加藤仁 講談社 2007年)です。早稲田大学ラグビー部主将、日本選手権では社会人を破り日本一。ジャパン監督時代には史上初めてスコットランドに勝利するなど数々の金字塔を立てた方です。

住友銀行時代、専務取締役まで上り詰めましたが山登り中に倒れ、55歳という若さで亡くなりました。

情報を徹底的に収集し、ありとあらゆる状況を想定して、それに対する練習を泥臭く行うことで試合に臨んでいたそうです。準備をしっかりすることで、本番で訪れた数少ないチャンスをものにすることができた。その集大成が史上初めてスコットランド戦勝利という結果となります。

 

運が良い。という表現は好きではありません。運が良いと呼ばれる人は、その裏で運を呼び込むための涙ぐましい努力をしています。運を呼び込む力とそれまでに費やした努力(準備と言い換えてもよい)は比例していると思っています。

 

運が良かった、運が悪かった、と言って片付けてませんか。その裏にある努力にも目を向けてみてください。自分が不足しているものが見つかるかもしれません。