サーバントなリーダーになるために。

【連続投稿979日目】

 

サーバントリーダーシップ。最近注目されているリーダーシップ論です。従来の支配型と比較して、「支援型」のリーダーシップで、部下の能力を肯定し、お互いの利益になる信頼関係を築くといったスタイルを取ります。組織のメンバーの能力を最大限に引き出す環境づくりに奉仕する、そういった意味合いも含まれています。

 

価値観が多様化して、テレワークが広まった状況で、上司が命令を出して部下を支配する従来型のリーダーシップでは、コントロールできなくなっています。部下が自ら考え納得感をもって自主的に行動できるよう促す。それがサーバントリーダーシップが求められている背景でもあります。

 

相手の話をよく聞く、傾聴が必要だと言われます。確かにその通り。相手の話を聞いて対話し、納得が得られる方向性を導き、その成功を喜ぶことができる。コーチングみたいですね。

しかし最も大事なこと。それは、自分自身の声も聴くことです。

自分は何がやりたいのか。なぜそれをやりたいのか。とくにこの「なぜ」の部分。ここをとことん掘り下げていくことが、自己理解につながり、ひいては他者理解にもつながっていくのです。