勉強するのは何のため?

【連続投稿920日目】

 

「勉強するのは何のため?」

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この本に、勉強するのは自由になるため、と書かれていました。できるだけ納得して、さらにできるなら満足して、生きたいように生きられているという実感です。さらに、著者はこう付け加えています。「自由に生きるためには、必ず何らかの力がいる」。

 

このパートを読んだときに、真っ先に浮かんだのがパラレルキャリアでした。ひとつの会社にしか居場所がないと、どうしてもそこにしがみつかなければいけない。逃げ場がないわけです。

逃げ場がないとどうなるか。生きたいようには生きられないですよね。納得できないことも厭々やらなければいけない。

そこにパワハラやセクハラなどの嫌がらせがあったら最悪です。

 

でも、パラレルキャリアで複数のコミュニティに属したり、副業をやっているとあえて一つの場所にしがみつく必要がなくなってきます。考え方がひとつの組織に縛られることなく、自由な発想で物事を考えることができます。

 

そのためにも、自分自身に力をつけなければいけません。どういった分野でもいい。これだけは誰にも負けないものがあるはずです。

 

自分自身の戦闘能力を高めて、自由を勝ち取る。そのためにも学ぶことが必要なんです。

 

 

絶望と希望は表裏一体。

【連続投稿919日目】

絶望と希望は表裏一体。それを実感さえてくれる絵本でした。

「ぜつぼうの濁点」(原田宗典作 柚木紗弥郎絵   教育画劇 2006年)

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最初に読んだときは、なんと悲しい本なんだろうと思いました。9割を占める絶望状態の描写。落ちるところまで落ちる主人公。本当にこれを絵本のテーマにして良いのか。何度も考えながら読み返しました。

 

最後結局はハッピーエンドとなります。最後の1ページだけしかないハッピーな描写が、終わった後の世界が人それぞれで感じ方で変わるようにそうしたしかけにしたのかもしれません。

 

絶望と希望は表裏一体であると言われます。本当にどん底に落ちたからこそ希望が見いだせる。しかし希望を得たからと言って、いつ絶望の淵に立たされるかもしれない。

 

人間の汚れた部分も垣間見ることができるこの本。この絵本こそ、大人に読んでもらいたい。

職場でも家庭でもない第三の場所?

【連続投稿918日目】

 

とあるアンケートで、仕事をする場所のサードプレイスはどこですか?との質問がありました。つまり、コロナ禍で在宅勤務が進み家庭でテレワークするようになった。しかし家では集中できないので、喫茶店コワーキングスペースなど「第三の場所」で仕事をしていますか?またそれはどこですか。こうした趣旨でした。なるほどこう解釈するかと、びっくりしました。

 

もちろん、サードプレイスとは、仕事でも家庭も出ない第三の場所。

 

コロナ禍で、家庭と職場がひとつになってしまった人が多いのも事実でしょう。通勤時間がなくなったりして、時間が「浮いた」人もいるでしょう。そんな時に何をするか。サードプレイスで、断絶されつつある人との交流をつなぎ留めたいものです。

 

オンラインもサードプレイスなのか。よく質問されます。答えは当然「YES」。

 

これからの時代は、リアルな「場所」の意味を越えて「職場でも家庭でもない、第三のコミュニティ」と解釈したほうが良いかもしれませんね。

 

 

 

話をしてくれてありがとうございます。

【連続投稿917日目】

 

1対1で話をするとき、腹を割って話してもらうためには安心安全な場であることが絶対条件です。守秘義務があること。これが担保されていないと人は安心してさらけ出すことはできません。

 

その上で、話をした後に「聞いてもらってどうもありがとうございます」と感謝されることがあります。しかし、実は聞いたほうも感謝しないといけない。

それは、「私と話す場が安心だと思い、さらけ出してくれて感謝しています」

 

話を聞く場というのは、終わった後お互いが感謝しあう場であるほど、きっと有意義な時間が流れるのだろうと思います。

 

なににつけても、相手への感謝。これを忘れてはいけないですね。

イノベーションとサードプレイス

【連続投稿916日目】

 

イノベーションは既存と既存の組み合わせと言います。

同じような環境の人たちが集まったところから、なかなか新しい組み合わせは生まれにくい。そもそも組み合わせようとする発想が出てこないかもしれません。

 

しかし、様々なバックグラウンドを持った人が集まり、ゆるいつながりの中で会話すると「連携しませんか~」なんて言葉が自然と出てきます。そこで組み合わせが自然と生まれてきます。

 

サードプレイスの効果は何かといえば、ビジネス面から見たらイノベーションの土壌たりえること。ともいえます。

 

だからと言って、サードプレイス活動したからすぐにイノベーションが生み出されるわけではない。そこは自分が信頼、信用されないと連携してもらえませんから。そこにはやはりGiveのマインドが必要だと思います。

 

役割に徹しよう

【連続投稿915日目】

天敵がいるかもしれない海へ、えさの魚を求めて最初に飛び込むペ ンギン。それをファーストペンギンと言います。
集団で行動しており、群れが後に続いていけるように勇気をもって 飛び込む。
最近では、チャレンジする人とか、全く新分野で起業する人なんかを指したります。


だからと言って、ファーストペンギンになりましょう、というつもりはありません。人それぞれの役割があるから。

以前、「俺は誰かが最初にきっかけを作った後を歩くのが得意なんだ」と言った人がいました。

当時はなんて卑怯なんだろうと思いました。しかし自分のポジションをしっかり自覚して役割に徹している
姿勢は、今考えると一貫しており素晴らしかったと思っています。

 

大事なことは、自分のポジションを客観的に理解すること。置かれた場所で咲くことです。

皆さんの行動は、「なぜ」に答えられますか?

【連続投稿914日目】

 

皆さんの行動に「なぜ」はありますか?

 

なぜそれをやるのか。

 

それは「歌とダンスで人を幸せにしたいから」

安室奈美恵が26年間一貫して思い抱いていたパーパス。だからこそ2000年代活動の場をテレビからライブに移して、TVで見なくなりもうブームが去った(と思われていた)時代でも、パフォーマンスにさらに磨きがかかっていった。「なぜ」にしっかり答えられていたから、活動の場所が変わっても全く気にならなかった。

 

昨日、こうしたお話を、とある場所でさせていただきました。手段としては時代時代によって変わるけど、太い幹がしっかりしていれば、また枝や葉っぱは生えてきますし、そこに鳥や昆虫の生物が集まってくる。

 

皆さんの行動は「なぜ」に答えらえるものですか?