プロボノ活動について考える

 

【連続投稿59日目】

 

2日間、プロボノ支援事例の調査論文を引用し取り組みのご報告をしました。


ここで改めてプロボノについて記します。
自分の考えを補足するために一部調査論文からも引用しています。


ボランティアは、 無償で一方的に他者へ奉仕するイメージがつきまとっています。また活動の継続性がしばしば議論となります。災害時の復旧に代表されるように一時的な活動という印象が強いかと思います。


一方、プロボノは、他者に対する奉仕(利他性)だけでなく、 自分の可能性を探る・高める(自己実現性)、 自らのモチベーションに基づく(利己主義) の要素が含まれていると考えます。

活動を通して自己実現を図る、モチベーションの向上に繋げる、そこで得た経験、スキルをメインで収入を得ている仕事(もしくは他の仕事)に活かす。仕事がレベルアップする…

 

こうした正のスパイラルがまわるところに、プロボノの特長があります。そのため、期間が長い活動になります。

 

有償、無償についてはボランティアと同様議論になります。 ある程度の謝礼や報酬が伴ってよいと思っています。 ある活動は無償、他の活動は謝礼を頂くというように、 活動内容や時期などによって変わってくるのではないでしょうか。