グレタ・トゥーンベンさんの国連スピーチに思う。

【連続投稿190日目】

 

彼女の言葉には、何もしない大人たちへの怒りに満ち溢れていました。

ストックホルム出身のスウェーデン人活動家グレタ・トゥーンベリさん、16歳。

ニューヨークの国連本部で9月23日に開催された「気候行動サミット」でのスピーチです。

「よくもそんなことを」グレタ・トゥーンベリさん、国連で世界の首脳らへ怒り - YouTube

 

このスピーチに対して、様々な批判や共感の声が入り混じっています。ただ私は素直に彼女の言葉を聞きました。彼女からしたら、何も対策を取らず、ツケを彼女たちの世代に押し付けようとする大勢の大人達の一人として。

SDGsについては、バッジをつけて満足している大人達よりも、彼女のような若者のほうが感度は高いと思っています。日本でも小学校から大学までの教育現場で、SDGsについて学習しています。学校の宿題や中間テストにも出てきています。ましてや環境問題先進国の欧州。若者の声の上げ方も「らしいな」と思いました。

 

批判している大人たちは、批判する時間があるなら、現状を知る、次世代にツケを回さないように何ができるか考える。そしてできることから行動する、ことを始めませんか。

若者の意見を受け止める度量と、経験で培われた知恵は持っているはずです。彼女は勇気をもって問題提起してくれました。今度は大人たちの番です。