ラグビーの多様性と5つのバリュー

【連続投稿233日目】

 

ラグビーは違いを受け入れるスポーツです。先日のパネルディスカッションでもこの点がテーマとなりました。

優勝した南アフリカで、初めての黒人キャプテン、シヤ・コリシ選手。試合後に「私たちの国には本当に多くの問題がある。今回も異なるバックグラウンド、人種が集まったがチームだったが、一つの目標を持ってまとまり、優勝したいと思っていた「それを南アフリカに示せていたら本当にうれしい。何かを成し遂げたいと思えば、協力できるということを」

黒人と白人の融合という難しい問題を抱えながらも、ラグビーを通して受容の精神が浸透してくれればよいと語っていました。

 

にわかファン大いに結構。にわかファンを受け入れる素地がある。

オールブラックスが始めた、試合後のお辞儀。各国にも広まった。

こうした話を廣瀬さんがコメントしていました。

 

ワールドラグビーが規定した5つのバリューがあります。

  • 品位 (INTEGRITY) - 品位とはゲームの核をなすものであり、誠実さとフェアプレーによって生み出される。
  • 情熱( PASSION) - ラグビーに関わる人々は、ゲームに対する情熱的な熱意を持っている。ラグビーは、興奮を呼び、愛着心を沸かせ、世界中のラグビーファミリーとの一体感を生む。
  • 結束 (SOLIDARITY) - ラグビーは、生涯続く友情、絆、チームワーク、そして、文化的、地理的、政治的、宗教的な相違を超えた忠誠心につながる、一つにまとまった精神をもたらす。
  • 規律 (DISCIPLINE) - 規律は、ゲームに不可欠なものであり、フィールドの内と外の両方において、競技規則、競技に関する規定、そして、ラグビーのコアバリューの順守を通じて示される。
  • 尊重 (RESPECT) - チームメイト、相手、マッチオフィシャル、そして、ゲームに参加する人を尊重することは、最も重要である。

その中で、結束こそが多様性を受け入れることにつながります。