ブリコラージュ 何の役に立つかは分からないけどなんかある気がする。

【連続投稿245日目】

 

何の役に立つかよく分からないけど、なんかある気がする。

フランスの文化人類学者、クロード・レヴィ=ストロースは、この状態を「ブリコラージュ」と言いました。

もともとは、南米の先住民族を研究し名付けたもの。ジャングルを歩いているときに、何か見つけるとなんの役に立つかは分からないけど、後々役立つかもしれないと思い、袋に入れる習慣です。

 

これはビジネスに当てはめると、面白い。

目先の成果には結び付かない。だけど、将来なんかの成果が得られるかもしれない。なんだかよく分からないけど面白そうだからやってみよう。という研究。おそらく目先の利益を追求する経営陣からは決裁が下りないでしょう。しかし、研究というのは「せんみつ」(1000回に3回)程度の成功率だという方もいるくらい確率は低いもの。分母を増やさないとアウトプットもなかなか出てこない。

 

なんだかよく分からないけど面白そうだ、という直感を大切にしたいですね。