知識を使いこなす術を手に入れよう。

【連続投稿430日目】

 

「知的な傲慢を改め、自らの強みを十分に発揮する上で必要な技能と知識を身につけなければならない。」

 

「知識は道具である。知識の奴隷になってはいけない。知識の主人公になる。縦横無尽に知識を使いこなす。」

 

最初の言葉は、ドラッカー、2つ目は松下幸之助です。

 

言葉は違えど、偉人と呼ばれる方は同じ事を言いますね。

 

知識が役に立たないとは言っていません。最低限の知識は必要となります。今までの人生で得られた知識は財産です。大切なのは、知識を使いこなす術です。

 

持っている知識の総量が、優秀な人かどうかの決める基準だった時代はとっくに過ぎ去っています。正解がない時代なのです。

 

知識を使ってどのように課題を解決していくか、もとい課題を抽出していくかが求められる時代。課題を抽出するために必要な知識、課題を解決するために必要な知識。

 

それらを得て、使いこなす術を身につけるために何が必要でしょうか。

 

私はやはり、現地、現物、現認だと思っています。

自ら動いて現場に行き、状況を確認し、人から情報を得る。この経験の蓄積が、知識を使いこなす術を学ぶOJTだと考えています。

いくら知識を得ても、実践の場で使いこなせないならそんな知識は無用です。実践で得られた経験を一般化することで得られる経験知を数多く蓄積した人こそ、時代の要請に応えられる人材だと思っています。