【連続投稿699日目】
どんぶり勘定、茶わん勘定、おちょこ勘定。
どれだけ細かい情報で数字を計画したかを問われる際に、使われる 比喩表現です。
その数字の根拠は?具体性が全くない。それじゃまるでどんぶり勘定だな。
こんな感じで使用される場面を何度も見てきました。
月の売上目標を立てる時、
1日当たり固定費はいくら(家賃、人件費、光熱費諸々)?
1日当たり平均単価と来客数はいくら?
1日当たり固定費を賄うためには現状の平均単価だったら来客数は ○○人必要。
もしくは、来客数が一緒なら、平均単価を○○円上げることが必要 。そのために具体的な施策は○○。優先順位は○○。
ここまでくればおちょこ勘定になりそうですね。
これを、月の売上目標は○○! 前月を超える!根拠のない数値目標しか出さないなら失格です。
わたしは、因数分解思考と勝手に名付けます。どんな抽象的なものでも細かく分解することで問題の本質が見えてきます。
どんぶり勘定からおちょこ勘定も、まさに因数分解思考そのものですね。