【連続投稿801日目】
引き算できますか。
もちろん、計算式の話ではありません。
2021年5月8日の日本経済新聞に「現代人は「引き算が苦手」労働や環境問題、解けぬ一因」と題した記事が掲載されていました。
例えば。ベッドの4本ある脚のうち、3本が外れてしまった。ベッドが傾き、寝心地が悪い。さて、どうするか?
多くの人が、3本の足を付けたそうとする。残りの1本を取る考えがなかなか思いつかない。
引き算は、過去の労力が無駄になる負い目がある。「勇気をもって引き算を」と企業改革を訴える大学教授もいる。市場の成熟や多様な需要にあせり、新規事業に手を出してしまう。「引き算が革新につながる」。
中小小売業748社を調べたところ、新型コロナウイルスの感染拡大化の影響を調べたところ、規模の拡大よりも質の拡充を志向する「引き算」企業は影響が小さかった。
注意すべきは、大切なものを引き去らないこと。
おおよその内容はこの通りです。
何か改善をするとき、まず最初に考えるのが「なくせないか」。つまりその仕事そのものをなくすことができないかを考えます。
掛け合わせることばかりがイノベーションではない。良記事です。