ザメンタルモデルを買ってみた。

【連続投稿1223日目】

 

「ザ・メンタルモデル」(由佐美加子、天外伺朗著 内外出版社 2019年)を手に取りました。きっかけはコーチングの大先輩が熱烈におススメしてくれたからです。

まだ手元に届いただけで数ページめくっただけですので、全体はまだこれからですが、概要は以下の通りです。

 

人は誰しも4つの共通するメンタルモデルを持っている。

「価値なし」モデル(私には価値がない)

「愛なし」モデル(私は愛されない)

「ひとりぼっち」モデル(私はしょせんひとりぼっちだ)

「欠損・欠陥」モデル(私には何かが足りない・欠けている)

 

共通して持ってはいるものの、その人が保持する固有のメンタルモデルはひとつとなります。

 

実存的変容という言葉があります。これは、「親、会社、社会など外側からの期待に応えて痛みを避けようとして生きている人生から、自らの魂の根源的な要求に沿った現実を自由に創造する人生への変容」のことです。本書では「分離から統合へ」と言い換えています。

 

痛みを避けようとして逃避行動を取って戦い続けて、社会的に成功しても根源的には恐れと不安にさいなまれて、更なる戦いに駆り立てられていく。これが分離の人生、と定義しています。

 

本書では、この「分離の人生」から一歩進んだ「統合した人生」への道を示しています。

怖れ、不安、戦い、努力の人生から、愛、調和、平安、幸福の人生への変容です。

 

ちなみに、私は「ひとりぼっち」モデルです。これがどのように「統合した人生」になっていくのか、本書を読み進めるのが楽しみです。