ありたい姿と迷走する会議と。

【連続投稿1527日目】

 

日ごろ目先の課題を解決する仕事をしていると、なかなかありたい姿を描けない、との声をよく聞きます。これはしょうがいないこと。その人が悪いわけでは全然ありません。仕事を責めても人を責めず、です。

 

先日、ありたい姿を描く会議に参加しました。制限を外してありたい姿を描こうとしても、ついつい現状ではそれができないことに引っ張られて「こうしたいけどでも難しいから」とか、「それを描いても意味ないし」といった言葉が散見されました。

 

「いやいや、これはありたい姿を描く会議ですから」「ありたい姿を選ぶんですよね」と何度も口をはさみ、「そもそもこの会議でありたい姿を描く目的はなんでしたっけ?」とたびたび軌道修正。最後にはやや声を荒げて「ありたい姿を描くんでしょ?現状に引っ張られてどうすんの?現状なんか関係ないんですよ!」と発言させていただきました。

 

これくらいしないとなかなかありたい姿を描けない。描けないのに無理に描こうとするとこんな会議になってしまいます。そもそもの目的を明確にすればよいのですが、どうしても現状を知っていると細かい話に入り込んでしまう。

 

皆さんも同じような経験をしたことありませんか?