【連続投稿1484日目】
現状を積み重ねて将来を描くフォアキャスティングか、ありたい姿を描いてそこから遡るバックキャスティングか。目標設定においてそれぞれメリットデメリットがあるのでなかなか優劣はつけられないと思います。
フォアキャスティングが得意な目標設定は
・短期的な目標
・過去のデータや実績に基づいて、現実可能なことを積み上げる場合
・現状の課題に対する改善策
バックキャスティングは
・現状とかけ離れたビジョンや夢を実現する場合
・長期的な目標達成
・外部環境や社会の動向を踏まえて未来を予測する場合
それぞれの得意としているところを混同すると悲惨なことになってしまいます。
全く新しいことをやろうとしているのに、似たような仕事の過去の経験を事例として、現状の仕事の延長線上としてとらえたり。長期的なことなのに、目先のことにとらわれたり。
そうやって目線が違うところに行って議論が迷走してしまうこと、よくありませんか。
そもそもそれはどちらの思考法があっているのか。よく見極めてから議論したいものです。