繁忙期を乗り切るコツ

【連続投稿751日目】

 

私は、年間業務の繁閑差がかなりあります。パラレルキャリアを始めてから、かなりその差は埋まってきましたが、どうしてもそのタイミングでやらなければならない仕事が年に2回。そのために半年前から準備をします。

年間計画を立てるときには、まずその2回のスケジュールを押さえます。そして半年間のマイルストーンを設定。明らかに繁忙期になるその仕事が近づくにつれて、他の仕事は極力入れないようにします。そうはいっても対応せざるを得ないものがあるのが仕事。そこで「予定を入れない日」という予定を、複数設定しておきます。直前になると「予定を入れない日」が増えてきます。かなり神経を使う期間ですので、この期間は業務を絞らせていただいています。

 

その仕事が終わった翌日からは、何かがはちきれたように他の仕事をやっていきます。余韻に浸る暇などないです。大きい仕事をしても余韻に浸るのはその日だけですね。次の日からは残務処理や他の仕事に追われますし。

 

コロナ禍になって、成果を求められる業務が多くなりました。そのため土日含めてなかなか休めない日が続いていますが、思い切って仕事をしない日、を定期的に作っていくことが大事だな、と改めて思う今日この頃です。

晴耕雨読ならぬ晴○雨読

【連続投稿750日目】

 

晴耕雨読

 

田園で世間のわずらわしさを離れて、心穏やかに暮らすこと。晴れた日には田畑を耕し、雨の日には家に引きこもって読書する意から。(三省堂新明解四字熟語辞典)

 

以前ある人が、この言葉をもじって、「晴読雨読」と言いました。晴れても雨でも本を読め。常に学び続けろ。そう叱咤激励されているようでした。

 

心穏やかに生活するのも良いが、まずは学んでからだよ。その先に穏やかな暮らしがあるんだよ。と諭されたように受け取りました。

 

当時の自分は、あまり仕事もせず怠けてばかり。本もほとんど読んでいませんでした。見るに見かねた人が、私の将来を憂いてくれたかどうかはわかりませんが、指摘してくれたこの言葉。

 

今思えば、直球ではなく、考えさせるような変化球で指摘されたからこそ、自分で考えて自分なりの行動に結びつけることができたのだろうと思います。

 

今日は良い天気です。それでも外に出ず、家で本を読みます。

 

ゴーギャンの絵から学ぶ過去現在未来

【連続投稿749日目】

 

昨日紹介したゴーギャンの代表作「我々はどこから来たのか我々は何者か我々はどこへ行くのか」。絵そのものというよりはこのタイトルに惹かれています。

 

ja.wikipedia.org

 

ja.wikipedia.org

 

物事を考えるのに有効なフレームワークのひとつとして時系列があります。つまりは過去、現在、未来。現在地に至るまでの過去の変遷、経験、そこで得られた価値観。そして現在の状況。今後どのように進むべきか。あるいはどうしたいのか。

それに対して不足しているものはなにか。未来の方向性に対して現状と比較してギャップが課題になる。それを解決するために、どのようにリソース配分していくか。

 

このように考えると頭が整理されやすい。

 

そしてこの絵画のタイトルもまさに、過去、現在、未来を見事に言い表していますよね。

 

主語が「私は」ではなく、「我々は」としているところが哲学的です。マクロ的に見れば人類の課題、社会の課題、地域の課題、組織の課題として議論ができる。さらにそこに属している一個人としてはどうなのか。とブレイクダウンできる。

この主語が「私は」だったら、マクロ的な目線からミクロ的な考えに落とし込まれない。

 

このタイトルをしっかり味わった後に絵画を観ると、いろいろな気付きが出てきそうです。

サーバントリーダーシップのセミナーを受講して。

【連続投稿748日目】

 

サーバントリーダーシップ。最近注目されているリーダーシップ論です。従来の支配型と比較して、「支援型」のリーダーシップで、部下の能力を肯定し、お互いの利益になる信頼関係を築くといったスタイルを取ります。組織のメンバーの能力を最大限に引き出す環境づくりに奉仕する、そういった意味合いも含まれています。ロバート・グリーンリーフ(1904~1990)が1970年に提唱しました。

www.servantleader.jp

www.kaonavi.jp

 

昨日、日本サーバント・リーダーシップ協会真田茂人理事長の講演会に参加しました。

 

変化が激しく複雑さが増している時代において、1人のリーダーが全てを支配し、指示し引っ張っていくことがなかなか難しくなっています。そこで、メンバーが持っている能力を発揮し、成果を出してもらうための方法がサーバントリーダーシップ

 

真田理事長の言葉で印象深かったのが2点。

1.サーバントになるためには、自分自身のOSを変える必要がある。

  スキルは、アプリケーション。対人関係スキル、組織開発スキルをいくら磨いても

  根っこにあるOS、つまり人間観、世界観、価値観、哲学が変わらないとダメ。

 

  →OSのバージョンアップ。PCだけでなく人間にも必要。

 

2.サーバントになるためには、傾聴が必要となるが、人の話を聞くだけが傾聴ではな 

  い。自分自身に問いかけて、自分自身の「声」にしっかり耳を傾けることこそ、傾

  聴である。

  自分とは何者か?

  自分はどんな経営者でありたいのか?
  自分は従業員に対して、どんなリーダーでありたいか?
 
  内なる自分の言葉に耳を傾けることこそ傾聴の要諦。
 
3.奉仕するのは、ビジョン、ミッションに共感した部下に対してだけ。
  共感していない人に対して奉仕すると、それはサーバントにはならない。
 
自分自身への問いかけについては、聴いた瞬間ゴーギャンの絵が思い浮かびました。

ja.wikipedia.org

 

そうか、この絵のタイトルを自分事のように深堀することは、サーバントへの道につながるのか!

 

 

 

決断することがトップの役割

【連続投稿747日目】

 

決断できない人がトップになると、下が苦労する。

 

社会人であればだれもが経験したことがあるのではないでしょうか。

どんな組織でも決断するのがトップの役割。トップが方向性を決めたらなら、その実現に向けて組織に属しているメンバーは仕事を分担し、取り組んでいく。

 

しかし、決断に時間がかかる。折衷案でどっちつかずの方向になってしまう。そもそも決断しない。こんなトップがいる組織は、不幸です。

 

構成員は何をやればいいのかわからない。勝手気ままに行動するから統制が取れなくなる。それでもボトムアップで組織が回ればいいですが、トップに対する遠心力が働いて、収拾がつかなくなれば、組織の体をなさなくなります。

 

もちろん、トップの判断がすべて正しいわけではありません。だからと言ってそれを恐れていては、決断できなくなる。だからこそトップの役割は大切なのです。決断することが、ほぼすべての役割だと思っていいかもしれません。

 

しっかりと決断できているのか、自分も振り返ってみます。

 

 

池江選手、努力は必ず報われる。

【連続投稿746日目】

 

「努力は必ず報われる」

水泳の池江璃花子選手が、白血病を乗り越えて東京オリンピックの代表に内定しました。優勝したレース後のインタビューで発言したこの言葉。

 

ja.wikipedia.org

 

努力はすべて報われるわけではありません。努力には正しい努力と正しくない努力があると思っています。

正しい努力とは、夢、目標の達成に向けたやり方、進め方を行っていること。正しくない努力とは、目標がないままむやみやたらに意味のないことに、時間ばかりかけている

こと。

 

池江選手の努力はもちろん、前者。競技者として復活する思いがあったからこそ目標に向けた努力をし、それに耐えられた。

白血病との闘病生活は、なった人にしかわからない壮絶な苦しみだったんだろうと思います。そのつらさは、耳にすることはあっても体験していないので、軽々に大変だったんだろうとは言えません。

また、そのつらさから這い上がって代表内定をつかむまでの道のりも、全てが明らかになっていない以上、どれだけ過酷な努力だったかは、想像するしかありません。

 

そんな思いから発せられた「努力は必ず報われる」。

 

私自身も病気ではありませんが、違う場面で「努力は必ず報われる」体験をしたものとして、(もちろん、池江選手と比べたら大した努力ではないですが)この言葉が持つ重みを感じることはできました。

 

 

 

 

 

 

知ったら共有しましょう。

【連続投稿745日目】

 

現状を知ること。知ったら行動すること。どんな些細なことでも構 わない。共有することから始めよう。

 

主催するイベントやセミナー、勉強会、読書会、事あるごとに伝えています。このブログでも何度も書いています。

 

例えば、SDGsのゴール1は、「貧困をなくそう」。

 

日本人にとって貧困は、どこか遠い途上国の話に思っていませんか ?

 

しかし、日本では相対的貧困率が2015年15.6%、ひとり親世代では50.8%。

 https://www.mhlw.go.jp/seisaku nitsuite/soshiki/toukei/ tp151218-01.html

 

決して遠い国の話ではないのです。

 

ではこの事実を知って、皆さんはどういった行動をとりますか?

 

貧困解決に取り組んでいるNPOに寄付をするでもいい。

こども食 堂に寄付をしてもいい。あるいはご自身でこども食堂を運営してもいい。

 

一番お手軽なのはSNSでシェアすること。小さいですが、確実な一歩につながります 。

 

ぜひ行動してみませんか?