ゼネラリストに誇りを持とう

【連続投稿847日目】

 

スペシャリストとゼネラリスト。よく比較されますよね。どっちが良いかどうかの議論もかまびすしい。最近は専門的な知識や経験を積んでいる人が重宝される傾向にありそうです。

 

では、ゼネラリストは不要なのか?ゼネラリストの強みはないのか?

 

決してそんなことはありません。

 

会社業務でも、本社の管理部門は会社全体を見渡すことができます。事業の知識は薄くても視野は広がります。各部門に横ぐしを刺すことができるのは、ゼネラリストだからこそできる芸当です。

 

士業でも、ある特定の分野に強い人は、ニッチな分野で尖ったマーケティングが可能です。その領域で生き残ることができるでしょう。

しかしゼネラリストはそういった特定分野の強みを持っていないと思っていませんか?

実は、ゼネラリスト特有の強みがあるのです。それは、幅広い人脈。そして掛け合わせる力。

様々なコミュニティに属することでニュートラルな思考回路が形成されます。そして全く別のコミュニティの人を掛け合わせ、新しいビジネスを作り出す機会を提供する力を持っています。

コーディネートする力、事務局的な力、マッチングする力。

ゼネラリストは、この点についてはスペシャリストに負けない。

何か仕事をするときに、専門的な知識を必要とする場合は、それに強い人を探してマッチングさせることは、ゼネラリストにとってそんなに難しいことではありません。

 

こうやって考えたときに、ゼネラリストの生きる道が見えてくるようになりました。

 

自分はゼネラリストだから強みがない。と弱気になる必要は全くありません。むしろ誇りに思ってください。胸を張って「ゼネラリスト万歳!」と言い合いませんか?