絵本作家から学ぶイノベーションについて

【連続投稿1218日目】

 

イノベーションは既存と既存の掛け合わせです。ゼロイチを生み出すと言われますが全くのゼロから何かが生まれるわけではありません。

その基本となるのはやはり知識。知識はないよりあるに越したことはない。ただ知識の量と新しいことの創出力・数に相関があるかどうかはわかりません。

 

何らかの基礎的な知識、アイデアの源泉となる、気付きを得られる体験、経験があるからこそ、生み出すことができる。

 

一問一答的な知識ではなく、自ら体験したことも含めての知識となります。

 

今朝のNHKあさイチスペシャトークに絵本作家のtuperatuperaさんが出演していました。

www.tupera-tupera.com

 

絵本の原画を切り絵で作成している工程を映していました。地味な作業を行う工程で「くだらないと思われるかもしれないが、それをまじめにやることが大切」と発言していた言葉が非常に印象的です。

紙に黒鉛筆で背景を作り、そこに指をあてます。指に付着した黒鉛を使って、陰を付けるために切り絵に塗っていく。そんな工程でした。

 

こうしたアイデアも様々な経験を通して生み出されたもの。やはりベースとなる知識があったからこそなんですよね。

 

そんなことを考えた金曜日の朝でした。