ムダのない仕事は美しい(続編)

【連続投稿860日目】

昨日、ムダのない仕事は美しい。と書きました。これについて補足 します。

ムダがすべて悪いということではない。この点は強調しておきたい 。

 

前例踏襲で考えることなく惰性で行っている仕事、手書き文書、仕事の手戻り、複雑な意思決定プロセス、責任を取らない多くの船頭など、無くし たり、もっとシンプルにしたらうまく仕事が進みますよね、という趣旨です。

 

7つの習慣」の第3番目、「最優先事項を優先する」があります 。ここで示されている4象限で緊急でもなく、重要でもないエリアを、ムダなもの、と定義しています。

 

しかしこれは私はあまり賛同していません。というのは、雑談、私はたばこは吸いませんが喫煙室での
何気ない会話、こうしたインフォーマルなコミュニケーションからアイデアや発想が生まれることがあるからです。

 

こうしたものまですべてムダと切り捨てるつもりは毛頭ありません 。

 

そもそも、労働時間と賃金が比例する工場の現場改善から生まれたムダの削減手法を、成果で判断する仕事にも当てはめようとすること自体に違和感を感じているところです。