いつまでも外圧がないと変わらないのか

【連続投稿876日目】

 

日本は外圧がないと動かない。

明治維新しかり、太平洋戦争の敗戦しかり。それ以外にも枚挙にいとまがありません。しかしこれは日本という国だけの問題ではないでしょう。

企業が不祥事を起こしても、組織内だけで解決しようとする力学が働くのは、「外部=異物」と考えてしまう思考が通底しているのではないか。

 

自己変革力がないのか。同調圧力が強いから変革しようという声が広がらないのか。

前例さえ踏襲しておけば自分自身が安泰だから、行動しないのか。

 

昨日「日本のいちばん長い日」をDVDで観ました。76年前の8月14日正午から15日の玉音放送までの24時間、日本史上一番長い日として、昭和天皇、鈴木首相、阿南陸軍大臣を始めとする様々な登場人物の視点から様子を描いています。

 

もしポツダム宣言がなかったら。もし広島、長崎に原爆が落とされなければ、戦争は続いていたのでしょう。そこに組織の論理を優先させようとする勢力がある限りは。

 

人の意識や行動パターンは何年経とうが変わらないのでしょうか。鑑賞後真っ先に思った感想でした。