【連続投稿1019日目】
1月2日から、考えさせられるニュースを目にしました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c616ee5f54f31cbcb8131c23d4 eaf4eaed693afb
福島県大熊町。2011年3月11日の津波で犠牲になった、娘の遺骨と思われる骨が発見されました。
流された自宅付近から見つかったそうです。2016年にもほぼ同 じ場所から首とあごの骨が見つかっており、鑑定の結果、娘さんと判定されています。今回もほぼ間違いないとのことです。
感動なんて陳腐な言葉で片付けられない。ただこのニュースを黙って受け止めるだけしかできませんでした。
NHK朝ドラ「おかえりモネ」では、「気持ちを完全に分かることは出来ない。でもわかろうとすることはできる」との名セリフが出てきます。寄り添うことの本質を鋭く突いた言葉として、私は気に入っています。
冒頭のニュースを見たときに、まずこのセリフが思い浮かびました 。被災者にとって、震災から何年といった節目なんて全く関係ない。何年経とうが失われたものは戻ってこない。それでもどんな状況であれ娘さんと「再開」したい気持ちは、当事者にしか分かりません。
でも自分も子供を持つ親としてその気持ちを少しでもわかろうとしたい。
新年早々、家族の絆の深さ、強さを感じさせるニュースでした。