震災の当事者だからこそ迫りくる言葉。

【連続投稿675日目】

 

昨日の夕食は変えられないけど、明日の朝食は変えられる。

 

東日本大震災原発事故にあった、福島県浜通り南相馬。現地で復興支援に携わる方がつぶやきました。

 

過去を振り返っても変えられない。でも未来は変えられる。自分がその気になれば未来を作ることができる。

 

過ぎ去ったことを悔やんでもしょうがない。

 

震災の直接被害にあった方だからこそ、この言葉の重みが違いました。

 

当事者じゃない人が同じセリフを言っても、教科書的な言葉にしか聞こえません。無責任な慰めの言葉なら、掛けないほうがいいのかもしれません。

 

当事者が言うからこそ、10年間背負ってきたものの重さ、それを乗り越えようとする気持ち。それをごはんに例えて、素朴ながらももっとも生活者の感覚がにじみ出ている言葉です。

 

まだまだ、復興途中です。まだまだ10年。

 

関係人口として、福島の復興にこれからも携わっていく。そう思わせてくれた言葉でした。