【連続投稿1521日目】
物知りと知ったかぶり。似ているようでニュアンスは全く異なります。
前者は、幅広く、深い見識を持ち合わせている。自慢げに話さない 。謙虚さを持ち合わせている。
後者は、薄っぺらな知識で一問一答のような、しかも自分のものに なっていない知識をひけらかす。聞かれてもいないのに、自ら自慢げに話す。
私自身の印象だけで書きました。
ただ、両者は全く別次元かと言うとそうでもないと思っています。
物知りになるためには知ったかぶりのプロセスを経るのではないか 。
よく、何かを学ぶときは「まねる」から始まると言われますよね。 そもそも学ぶの語源が「まねる」からきていますので、当然と言えば当然です。
何か新しい知識を覚えた。それを自慢したいのでみんなに話す。そのうち知識の使い方を覚えて、覚えたことに振り回されずコント ロールするようになる。こうして、物知りになっていく。
大切なのは、何か新しいことを見聞きしたら、それをみんなに話すこと。今なら発信すること。せっかく獲得した知識も、使わなければ宝の持ち腐れになってしまいます。