子供や若者とのコミュニケーション

【連続投稿381日目】

 

「ムリだ、ムリだ、って言ってたら、ずっとムリのまんまだよ」

誰の言葉かと思いますよね。当時6歳の女の子が、ぐずぐずする大人に対して発した言葉です。

そのまっすぐなまなざしで、大人の心ど真ん中に直球で攻めてきま した。
純粋だからこそ、余計な雑念を削ぎ落したストレートな表現。
凡百の自己啓発本が束になってかかっても、かないません。

 

子どもは、大人をよく観察しています。大人の行動を真似して成長 します。

「学ぶ」の語源は「まねる」こと。
テレビか何かから覚えたのかもしれません。

 

これと同じく、若者の尖った意見にも、大人はしっかりと耳を傾け た方がよい。

もちろん、経験豊富な大人からみたら、粗削りな思い、危うさが漂っていることは否めません。

 

そこを頭ごなしに否定するのではなく、受け止めてみる。その意見が実現したらどうなるか、一緒に考えてみる。

こういった選択肢もあるよ。
こうした行動もとれるんじゃない?

 

と提案しながら会話を重ねてい く。

今、コミュニケーションを深める良い機会です。

身近な大人が教師となって、じっくりと会話してみませんか。