心理的安全性

【3月15日 連続投稿1877日目】

最近「心理的安全性」という言葉をよく耳にします。そもそも定義 は何でしょうか。
心理学用語で、ハーバードビジネススクールで組織行動学を研究し ているエイミー・エドモンドソン教授が概念を提唱しました。
その定義は「チームメンバーひとりひとりが恐怖や不安を感じることなく、安心して発言・行動できる状態」としています。

広く知れ渡るきっかけは、Googleです。2015年「Pro ject Aristotle」というプロジェクトの研究結果として「チー ムパフォーマンス向上のためには心理的安全性を高めることがもっとも重要」と発表しました。

 

様々な価値観を持つ人材が組織の源泉であり、心理的安全性を高め ることが従業員のモチベーション向上、生産性向上、 組織の成長につながる考え方
として、その重要性がますます高まっています。

心理的安全性が低い組織の特徴として
1.無知だと思われる不安
2.無能だと思われる不安
3.邪魔をしていると思われる不安
4.ネガティブだと思われる不安

があげられます。
ある組織の若手社員が、「自分が発現することで先輩方の議論の妨 げになると思うと何も言えません」と話していました。 これはまさに心理的安全性が
低い組織と言わざるを得ません。

皆さんの組織ではどうでしょうか。発言に躊躇するような人がいた ら、黄色信号かもしれません。