床屋で聞く経営者の本音

【連続投稿51日目】

数年通っている馴染みの床屋に、昨日行ってきました。
私と同世代のご主人と、シャンプーなどのフォローに入る奥様のお二人で切り盛りしています。


旧街道沿いに位置し、明治以降から現在の場所で事業を営んでいる、歴史ある小規模事業者様です。床屋に事業転換してからは3代目となります。


外観やお店は一般的な床屋と一線を画し、美容室の雰囲気が漂っています。


昨日は、格安床屋の秘密を伺いました。さわりの部分だけを記載します。


よく床屋で1,000円、2,000円でカットします、 という看板を見たことがあるかと思います。そういったところは、


・理容組合に加入していない、
・カットのみがほとんどで、その分回転数を高めているとのこと。


ここまではQBハウスが良い事例なので理解できるのですが郊外で果たしてそのモデルが成り立つのか。疑問に思っていたら更に話を続けてくれました。


技術が未熟な理容師を安く雇っており、その分仕上がりも満足いくものではない(ことがある)。そのため、仕上がりでお客様とトラブルがよくある。


なるほど。


話はさらに、後継者問題に発展しました。


床屋の高齢化、しかもなり手がどんどん減っているとのこと。
店舗数が多く過当競争、将来的に魅力的な仕事とは思えないということでした。


書けるのはここまでですが、経営者の本音を少しでもお聞きすることができました。