若者のSDGsに対する意識の高さに鳥肌が立ったエコプロ2019

【連続投稿261日目】

 

わずか15歳の中学生が、SDGsに関する取り組みが学校で行われてないことに不満を持ち、自ら学内で立ち上げた「Sus-Teen」。

Sus=Sustainable:持続可能な

Teen=Teenager:10代の若者たち

 

昨年のエコプロ展でその存在を知りました。その時に衝撃だったのは、自分たちで18番目のゴール「若者のアイデアが生かせる環境を」を作っていたこと。今年改めてブースにお邪魔し、昨年以上の衝撃を受けることになりました。

 

インドネシアウガンダスカイプ会議を行い、現地の教育の様子を学んだり、SDGs高校生未来会議inニセコに参加し、ゴール別のワークショップを行い自分たちに何ができるか議論したり。

さらに驚いたのは、インドからの帰国子女が現地の職人と協力してTシャツを生産、商品化に結び付けたこと。企業は一切絡んでおらず、デザイン、現地の職人探し、材料手配、生産を自分たちで行ったというから、素晴らしいを通り越して、鳥肌が立ちました。

今後はSNS活動に力を入れて、SDGs活動の発信、特に動画配信に力を入れていきたいようです。
 
今後の未来を担うのは私たち。みんなの協力を得て活動を進めていきたいという、部員の決意表明。そして、 将来はSDGsに関する会社に入りたい。もしくは自分達で会社を立ち上げたい。という部長の言葉には、揺らぎのない信念がみなぎっていました。
 
将来に対する意識や危機感は、我々大人とは比較にならないほど高い今の学生。
では大人は何をするのか?若い世代の熱い思いに冷や水を浴びせるのではなく、さらに燃やしていくように支援していくこと。無限大の可能性をつぶさないこと。
 
その場でお会いした学校の先生がおっしゃっていました。SDGsは知識教育ではない。実践するもの。自分たちに何ができるか考えてもらい行動する授業を行っている、と。
こうした場を提供することも、大人の責務です。