情けは人の為ならず Give & Giveの精神

【連続投稿380日目】

 

情けは人の為ならず。

 

意味はもちろん、「情けは人の為だけではなく、いずれ巡り巡って自分に恩恵が返ってくるのだから、誰にでも親切にせよ」です。

「Give&Take 与える人こそ成功する時代」(アダム・グラント著 三笠書房 2012)では、「巡り巡って」の部分を「恩送り(pay forward)」と記述しています。

 

ネットワークとは、自分のためだけにつくるものではなく、すべての人のために価値を生み出す道具であるべきだ(P103)。

恩を感じると、人はその恩をほかの誰かに「送る」ようになる(P106)。

助けた人の何人が自分にお返しをしてくれるかなんて考えません。

価値を交換するのではなく、ネットワーク全体の価値を増やすことを目指している行為だと述べています。

 

ネットワーク全体の価値が上がれば、いずれは何かしらの形で自分にも恩恵を受けることは言うまでもありません。

 

自分が自分がとなりがちな、この世相。社会全体の価値を高めるために、自分が今何をすべきか、よく考えて行動したいものですね。