幸せ視点の経営 BBT大 斉藤徹先生のお話から。

【連続投稿463日目】

 

「自分自身の幸せを理解することが大事。それができないと自分の本質的な幸せを知らずに、目の前のお金や地位に幸せがあると思い込んで行動してしまう。」
 
起業家でビジネス・ブレークスルー大学 専任教授の斉藤徹様から「幸せ視点の経営」を学びました。
 

 

コロナ時代においては「お金視点の経営」から「幸せ視点の経営」に転換することが求められます。

お金視点の経営とは、経済的利益の追求、物質的な豊かさの追求。動機づけは、お金と昇進。

一方、幸せ視点の経営は、社会的使命の追求、精神的な豊かさの追求。動機づけは、好奇心と熱中。

 

素晴らしい理念を朝礼で唱和する会社でも、いざ仕事が始まると予算、売上金額を追求してしまう会社は少なくありません。

 

幸せ視点の経営は、使命や価値観を大切にして、自ら考え自律的に行動すること。

一期一会、無理に告知しない、自然の流れ、幸せの連鎖を大切にする考え方。

 

ただ、まだまだ多くの経営者(特に歴史がある大企業)は、「理屈はわかるけどね・・・」と反応されるそうです。

前に戻ろうとする人たちとコロナの状況から学んだ人、価値観の差が広がっていきます。経営者も変わらなければならない。
 
トヨタは「幸せの量産がトヨタの使命」と明言しました。また日本電産の永守社長が「50年自分の経営手法が正しいと思っていたが、それは間違っていた」と日経新聞のインタビューで語っています。
 
徐々に経営者も変わってくることを期待して、では自分でできることは何か。
幸せ視点の価値観を身の回りからまずは伝えていくこと。
自分ができる範囲のことから行動していくこと。そしてそれを発信し続けること。
 
実践に移していきます。