投資の長期と分散。経営や個人のキャリア形成でも応用できます。

【連続投稿490日目】

 

「投資の基本は長期と分散です」

 

ある投資家の言葉です。短期で見れば上下があり利益が出た離村したりするが長期保有して置けばだいたい利益が出る。また、ひとつの銘柄を持つだけでなくリスク分散するために、複数の銘柄を持つと良い。

 

この考え方は、投資だけでなく経営にも言えると思っています。

 

まず、長期について。経営者にとって、長期的にどうありたいか、どういう方向性に進みたいかを描くのが仕事。ステークホルダーへ利益還元するために、目先の利益にとらわれる必要があるのもわからなくないですが、それが主ではないはずです。

目先の利益を得るために、すぐに効果が出そうな研究開発だけに取組んだり、費用削減したり。それは手段であって、経営の目的ではないでしょう。

 

次に分散。いわずもがなですが、ひとつの事業だけをやっているより、複数の事業を展開しているほうが、外部環境の変化に対応しやすい。できれば業種が違う、お客様の業界が違う領域で事業展開するとなおよい。

 

個人についても言えますよね。それがパラレルキャリアです。

人生100年時代、長期的なスパンで自分の人選を考えたときに、会社だけに縛られる人生で本当に大丈夫なのか。ボランティア含め会社以外でも様々な活動を行うことでコミュニティを増やし、広げていくことが豊かな人生を作っていくのだと思っています。

というより確信しています。

 

この「長期と分散」、いろいろと応用できそうな考え方です。