【連続投稿598日目】
高校時代、数学に挫折し私立文系コースを選択しました。20年前 、私立文系コースと言えば英語、国語、日本史、若しくは世界史の3科目受験が主流でした。 数学や地理、政治経済を選択する受験生もいましたがごくわずかだった印象があります。
ところが、大学で経済を学ぼうとした矢先、経済数学のような名前の授業を受ける必要があることに、まずはびっくり。経済学は数学が必須だと知ったのはその 時でした。
その後も経済学と数学に苦しめられてなんとか単位はとったもののそれはそれは散々な出来栄えでした。
社会人になったら、数学的な思考が求められます。もちろん授業で習った事直接ではないにしても、例えば因数分解の考え方は、問題を細分化し課題抽出する 際に、当然のように使います。
大学受験生にとって、目先のゴールは志望校合格。そのため苦手科 目を捨てて、得意科目だけで勝負できる受験形式を選択する気持ちはよくわかります。
しかし、頭の片隅でもいいので覚えていてほしい。その苦手科目を 避けて通れるほど、人生は甘くないということを。
今は、その甘さに気づいたとき、いくらでもリカバリーできる環境が整っています。そのときにやればいいのです。