【連続投稿610日目】
「社長に求められるのは、社員がメシを食えるように給料を支払うこと。
毎日おにぎりを配ったからといって、メシを食わせていることにはならない。
社員が自分の幸せをそれぞれ追求する環境をつくることが「メシが食える」ということ。
社員の一人ひとりが、誰かに何かをしてあげるところまでが、自分の幸せに含まれる。それがメシを食うこと」
605日目に投稿したほぼ日代表取締役社長、糸井重里氏が考える社長の仕事です。
「ローマ人の物語」で塩野七生が同様のことを言っていました。「国民の食糧を確保すること、これこそ一国のリーダーに求められる」。軍隊で言えば兵站の確保となります。
しかしよく読むと、糸井さんらしい独特の表現で社員の自己実現、仕事を通した貢献を求めています。そうした環境づくりが社長の仕事だと。従業員が安心して、安全な場で心身ともに健康でいられるためにも、給料をしっかり払うことが大切だと説いています。