【連続投稿668日目】
値付けは経営。
好きな経営者の一人、稲森和夫の言葉です。
その商品をいくらで売るかは、経営そのものである。いくら売上たいか、利益はどれくらい確保したいか。確保した利益から次に何を投資するか。
こうしたことを考えるためにも、商品の販売価格は経営に直結する大事な問題なんだと、主張しています。
最近製造業を中心に以下の計算式を用いて、売価は市場が決めるものだという論調があります。
原価+利益=売値、ではなく売値=原価+利益。
つまり、原価に利益を積み上げて自社都合で値付けしても売れていた時代から、売値は市場が決める。それに対してどれだけ原価を下げられるかへの転換。
これはこれでその通りだと思います。ただお客様に価値を提供できる商品であれば、
原価+利益=売値でもいいと思っています。
それがニッチな商品であればあるほど、言い値で勝負できます。こうしたブルーオーシャンを攻めていきたいものです。